Camellia カメリア

Camellia紹介

Camellia(カメリア)は、世界のトップクラスの暗号研究者を抱えるNTTと三菱電機が共同で2000年に開発した共通鍵ブロック暗号です。技術的に高い安全性を有するのは当然のこと、効率性と実用性にも優れており、さまざまなプラットフォーム上でのソフトウェアにより高速に実装することができます。ハードウェア実装においても、高速実装はもとよりコンパクトかつ低消費電力型の実装が可能です。
これらの技術的優位性は、例えば欧州連合推奨暗号選定プロジェクトNESSIEにおいて「米国政府標準暗号AESと多くの点で同等の安全性と性能を有している」と評価されるなど、国際的にも認められています。現在では、AESと同等の安全性・処理性能を有しているほぼ唯一の暗号として国際的にも認知されつつあり、多くの国際的な標準暗号・推奨暗号に選定されています。
とりわけ、日本国産暗号としては、初めてインターネット標準暗号(IETF Standard Track RFC)として承認されました。
また、オープンソースの提供も積極的に実施しており、現在では国産暗号としては初めてOpenSSL, Firefox, Linux, FreeBSDをはじめとする国際的にも主要なオープンソースソフトウェアに搭載されています。さらには欧米企業等との連携を促進するため、NTTはMITケルベロスコンソーシアムへ加盟しました。

NTTおよび三菱電機は、国内外の様々な製品やサービスに広く利用できる環境づくりに貢献し、Camelliaの普及・促進により、低コストで安全な高度情報流通社会の実現に向けて主導的役割を果たすため、Camellia基本特許の無償化を実施しております。なお、従来はCamelliaを搭載する製品を開発・事業化する企業・法人様を主な対象に基本特許無償許諾契約に基づく特許無償化を行ってきました。しかしながら、今般のNTTと三菱電機の合意に基づき、今後は、Camelliaの利用者におかれては、基本特許無償許諾契約を締結せずともCamellia基本特許を無償にてご利用いただけることといたしました。詳しくは知的財産権情報のページをご覧ください。

説明資料

Camelliaの概要説明資料
[日本語]Camellia2010v7_0.pdf(Version 7.0, 3.76MB)
[英語]Camellia2010v7_0_eng.pdf(Version 7.0, 1.18MB)

Camelliaの紹介映像
[日本語]Camellia_jt2.wmv(17MB)
[英語]Camellia_et2.wmv(17MB)
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性能評価一覧

Camelliaのソフトウェアやハードウェア実装での処理性能一覧
[英語]Camellia_Performance100324.pdf(2010-03-24, 191KB)

仕様書

Camelliaの仕様書

ソースコード

Camelliaのオープンソースコードなど

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暗号輸出管理FAQ

暗号輸出管理に関するFAQ

- Camellia 命名の由来 -

Camellia(カメリア、つばき)。日本原産の植物で、学名はカメリア・ジャポニカ。
花言葉は Good fortune and loveliness, gratitude

椿は生命力が強く、世界中でいろいろな品種のものが生育している。日本から生まれたこの暗号技術が、日本を離れ、世界中でいろいろな形で発展していって欲しい。そのうち、「え? この技術って日本から出たものだったの?」と驚かれるほどに。そう思って名付けたが、後日いろいろな人に名前の印象を聞くと「カメリアってダイアモンドのイメージですよね」といわれる。...そうか。確かに。でも「強固」なイメージは暗号の名前として悪くない、かな。

※Camelliaは、日本電信電話株式会社と三菱電機株式会社の登録商標です。

開発者

開発チーム
  • 青木 和麻呂
  • 市川 哲也
  • 神田 雅透
  • 松井 充
  • 盛合 志帆
  • 中嶋 純子
  • 時田 俊雄
  • (開発当時)

日本電信電話株式会社
セキュアプラットフォーム研究所
(情報流通プラットフォーム研究所:開発当時)
〒180-8585 東京都武蔵野市緑町3-9-11

三菱電機株式会社
情報技術総合研究所
〒247-8501 神奈川県鎌倉市大船5-1-1

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