Camellia カメリア

標準化情報

年号 標準化団体等 標準化内容等
2013年 CRYPTREC [new] 電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト に採択されました。
2011年 IETF スマートグリッドのTLSで利用される暗号としてCamelliaのサイファースイートが規定されました(RFC6272)。
TLS1.2で利用できるCamelliaのサイファースイートとして、楕円曲線暗号、SHA-2、GCMの組み合わせが規定されました(RFC6367)。
2010年 IETF TLS1.2対応としてSHA-2ファミリーを使うCamelliaサイファースイートが規定されました(RFC5932)。RFC4132 [STANDARDS TRACK]のアップデート仕様となります。
CMSのRSA-KEMで利用可能なKeyWrapアルゴリズムとして、Camelliaが利用可能になりました(RFC5990)。
ワンタイムパスワードなどで利用される共通鍵のフォーマットであるPSKCにCamelliaが規定されました(RFC6030)。
ITU-T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)
国際電気通信連合 電気通信標準化部門
NGN用セキュリティメカニズムと通信手順における暗号アルゴリズムとしてCamelliaがITU-Tで規格化されました(Y.2704)。
2009年 IETF Camellia の Counterモード(CTR)、Counter with CBC-MAC(CCM)モードが規定されました(RFC5528)。
IPsec (IKEv2, ESP)で利用する Camelliaの暗号利用モード(CTR、CCM)が IETFで規定されました(RFC5529)。
OpenPGP で利用するCamelliaのアルゴリズム番号が規定されました(RFC5581)。
2006年 RSA Laboratories 暗号化トークンインタフェースの標準である PKCS#11 (Public Key Cryptography Standard #11) に規格化されました。
2005年 IETF XMLでのIETF標準暗号(Proposed Standard)に認定されました(RFC4051[日本語])。
XMLでの標準暗号に国産暗号が認定されたのは初めてです。
SSL/TLSでのIETF標準暗号(Proposed Standard)に認定されました(RFC4132[日本語])。
SSL/TLSでの標準暗号に国産暗号が認定されたのは初めてです。
IPsecでのIETF標準暗号(Proposed Standard)に認定されました(RFC4312)。
IPsecでの標準暗号に国産暗号が認定されたのは初めてです。
ISO/IEC(International Organization for Standardization/International Electrotechnical Commission)
国際標準化機構/国際電気標準会議
安全性と実用性に優れた暗号方式として、 初めてのISO/IEC国際標準暗号規格(ISO/IEC18033-3)に採用されました。
2004年 IETF(Internet Engineering Task Force)
インターネット規格標準化団体
S/MIMEでのIETF標準暗号(Proposed Standard)に認定(RFC3657[日本語])されました。
S/MIMEでの標準暗号に国産暗号が認定されたのは初めてです。
Camellia仕様が技術公開(RFC3713[日本語])されました。
TV-Anytime Forum 放送型アプリケーションでの著作権管理・情報保護用暗号(TV-Anytime Rights Management and Protection Information for Broadcast Applications)として規格化されました。
2003年 NESSIE(New European Schemes for Signature, Integrity and Encryption)
欧州連合による欧州推薦暗号選定プロジェクト
安全性と実用性に優れた暗号方式として、欧州内外から応募された128ビットブロック暗号のなかから唯一欧州推薦暗号に選定されました。AESと多くの点で同等の安全性や性能を有していることが評価されました。
CRYPTREC(Cryptography Research & Evaluation Committees)
暗号技術評価委員会・暗号技術検討会による電子政府推奨暗号選定プロジェクト
安全性に優れた暗号方式として、電子政府推奨暗号に公式認定されました。
TV-Anytime Forum
サーバ型放送における国際規格を策定する業界団体
双方向メタデータ配送保護用暗号(Bi-directional Metadata Delivery Protection)として規格化されました。同規格は、欧州通信規格協会(ETSI; European Telecommunications Standards Institute)の規格にもなっています。
  標準化団体等 内容 審議状況
提案中 IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)米国電気電子学会 無線ボディ・エリア・ネットワーク通信(BAN)での追加提案(IEEE802.15.6) 審議中
IETF IPsecでのCMAC対応(ipsec-camellia-cmac96and128) 審議中
IPsecでのGCM対応(ipsec-camellia-gcm) 審議中
SRTP (Secure Real-time Transport Protocol)への追加提案(srtp-camellia) 審議中
Kerberos5への追加提案(krb-wg-kanno-camellia) 審議中
Kerberos5への追加提案(krb-wg-camellia-cts) 審議中
RSA Laboratories RSA PKCS#11でのGCM対応 審議中
World Wide Web Consortium (W3C) Webに関する標準化団体 XML暗号化での追加提案(XML Security(Cross-Reference)) 審議中

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